2008年1月20日 
移籍

Jリーグがオフに入って、各チームの移籍情報がたくさん入ってきます。
一番のビッグニュースはドイツ・フランクフルトから浦和に移籍する高原でしょう。正直、ドイツで続けて欲しかったのですが、次回のW杯を目指すうえで、試合に出られなかったり、移動でコンディションを崩すよりは、日本のトップチームで活躍したほうが良いと決断したのでしょう。既に日本人ナンバー1FWの地位を確立している高原なので、代表に選ばれるためのチャレンジは必要ありませんから。
逆に、新たに海外に挑戦する選手もいます。浦和の長谷部がドイツ、名古屋の本田がオランダ、千葉の水野がスコットランドへ移籍。3人とも日本代表スレスレなので海外で頑張ってレベルアップして欲しいと思います。日本のクラブならレギュラー確定なのにチャレンジする意欲が素晴らしいと思います。
浦和の小野も海外移籍を検討中とのこと。日本人ナンバー1のテクニックといわれた小野。期待したほどの活躍をしないまま終わってしまうのは寂しいですが、復活するのも難しそうです。ボディコンタクトの強さ、スピード、運動量、と今の小野には海外で戦うサッカー選手として欠けている要素が多いと思います。

ジェフ千葉はまるでJ2に落ちたチームのように主力が殆ど移籍してしまいます。羽生がFC東京、山岸は川崎、水本がガンバ、佐藤勇が京都へ。そして水野がスコットランドに移籍。オシム監督下で代表に選ばれた選手がほとんど移籍。残る代表選手は巻ぐらい。これで戦えるのか、と思ってしまいます。

そして、J2落ちした甲府からは、残念ながら茂原が柏に移籍となってしまいました。甲府の攻撃の中心だったので残念。ですが、J2でプレーする選手ではないと思いますので、柏では是非レギュラーで頑張って欲しいと思います。そして、驚いたのが監督だった大木氏の岡田ジャパンのコーチ就任。どんな経緯でコーチとなったのか判りませんが、甲府のサッカーが魅力的だったことが大木氏の評価につながったのだと思います。代表で甲府のようなパスサッカーが出来たら、と期待してしまいます。


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