2008年2月6日 埼玉スタジアム
W杯アジア3次予選
日本 4-1 タイ

いよいよW杯の予選が始まりました。3次予選はタイ、バーレーン、オマーンと同組で上位2チームが最終予選に進出できます。前回予選ではオマーン、バーレーンに苦戦しましたが、今回は楽に勝ってくれると信じてます。オーストラリア、中国、イラク、カタールが入った1組に比べれば楽な組だと思います。

タイ王国の人口は約6200万人。
過去のアジアカップでの対戦などをみても、負けるはずのない相手だと思っていました。ミドルシュートで1点取られましたが、日本が圧倒的にボールキープし、タイは守るだけでした。力の差は歴然です。
日本の先発は高原、大久保の2トップに山瀬、遠藤、中村憲、鈴木の中盤、内田、駒野、中澤、阿部、GKは川口でした。
前半に遠藤の直接FKで先制。そういえば阿部もFKは得意でしたが、最近は全く蹴らせてもらえません。中村俊がいないメンバーでは遠藤が第一キッカーのようです。確かに上手いですが。
後半に山瀬の突破からのこぼれを大久保がゴール。以前は代表でなかなかゴールできませんでしたが、最近はFWとして存在感が出てきました。一対一で勝負できる貴重なFWなので期待しています。チャンスメーカーとしてパスを出す側になるシーンもありますが、もっと勝負して欲しいと思います。
FKからの中澤のヘッド、ロスタイムにはCKから巻のヘッドで追加点。
中澤は代表で13得点も決めています。守備の強さも日本一で、歴代ナンバー1DFといってもいいのでは。
中村憲は安定しています。中村俊が戻っても外せないメンバーになってきています。遠藤も結構動いているように見えました。
不満があるのは駒野。突破して左でクロスを上げるシーンが少なすぎます。駒野は右サイドで勝負したほうがいいのでは。五輪代表の安田や久々に三都主を見てみたいです。

相変わらずセットプレーがらみの得点で引いた相手を崩せないと、セルジオ越後氏は辛口コメントしてましたが、引いた相手だからセットプレーで得点すればいいのではと思います。体格差を生かすのは当然。精度が低いものもありましたが、20本近くシュートも打っています。タイは後半退場者も出すほどファウルしています。あれだけ守られたら、きれいに崩すのは難しいと思います。ジーコ監督時代に苦戦した試合内容とは違うと思いましたが。


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