GN'R LIES/GUNS N' ROSES

1988年発表のミニアルバム。
前半4曲がライヴ(疑似ライヴ?)で後半4曲がアコースティック曲。
前半のライヴでは、エアロスミスの「MAMA KIN」をカバーしてますが、オリジナル曲のパンキッシュな「RECKLESS LIFE」、ローズタトゥーの「NICE BOY」とロックンロール2曲がカッコイイ。もちろん「MAMA KIN」も良いですが。
後半のアコースティック4曲も良いです。美しいメロディーのバラード、「PATIENCE」がシングルカットされてヒットしました。
激しいロックンロールから、アコースティックの美しいバラードまで演奏できる懐の広さがガンズの素晴らしさ。それを歌いこなすアクセルのヴォーカルも凄いと思います。
前半のライヴ(デビュー前に自主レーベルから発表されていたもの)に無理やり4曲追加して発表したものらしく、1枚のアルバムとして捉えるのは厳しいですが、1曲1曲のレベルは高い。
ファーストアルバム、このミニアルバムと聴いて、セカンドアルバムへの期待は高まりましたが、私の期待には応えてくれませんでした。

(2010年1月)

ロックンロールチルドレンへ