PIECE OF MIND/IRON MAIDEN

アイアンメイデン4枚目のアルバム。1983年の作品。
アルバム毎にメンバーチェンジがあるバンドですが、今回もドラムスがニコ・マクブレインに代わっています。
このアルバムからブルース・ディッキンソン、エイドリアン・スミスの曲が増えました。その影響で、いわゆるアイアンメイデン的(スティーヴ・ハリス的)な曲が減り、オーソドックスな展開(とはいえ普通のバンドとは違いますが)の曲が増えました。とは言ってもブルース、エイドリアンも作曲者としての力量は高く、クオリティーの高いアルバムです。
代表曲の「THE TROOPER」は、私が初めて聴いたアイアンメイデンの曲で、ヘヴィメタルを聴きだす前だったので衝撃を受けたのを覚えています。カッコイイ。
他にも、攻撃的でスティーヴハリスらしい「WHERE EAGLES DARE」、ミドルテンポでキャッチーな「FLIGHT OF ICARUS」、エイドリアンらしい軽快でノリの良い「DIE WITH YOUR BOOTS ON」など収録されています。
ただ、B面後半が少し地味な印象。最後に収録された大作「TO TAME A LAND」も名作というレベルではないかな。



(2008年3月)

ロックンロールチルドレンへ