SEVENTH SON OF A SEVENTH SON/IRON MAIDEN

1988年に発表された7作目。
前作と同様、ソフトなサウンドとキャッチーな曲で一般の方にも受け入れやすいアルバム。ガッツのあるギターが聴きたい私にとっては、前作とこのアルバムの音は物足りません。作曲能力の高いメンバーが多いので、収録曲は平均以上だと思いますが、このソフトなサウンドがどうも。
コーラスで始まる「CAN I PLAY WITH MADNESS」を聴いたときは、ずっこけました。悪い曲ではありませんが、これをアイアンメイデンがやる必要があるのかと感じます。
「MOONCHILD」、「THE EVIL THAT MEN DO」、「ONLY THE GOOD DIE YOUNG」とメイデンらしい良い曲が収録されていますが。
この頃にはガンズのファーストが発表され、流行に流されやすい私はロックンロール派になり、メイデンのアルバムを買うのはこれが最後になりました(この時点では)。

(2009年1月)

ロックンロールチルドレンへ