MASTER OF PUPPETS/METALLICA

1986年発表のサードアルバム。
前作が成功したことと、時代がスラッシュメタルブームであったことでヒットは約束されていましたが、皆の期待に応えるだけのクオリティです。
私にとっては初めて聴いたメタリカのアルバムです(前作の時は、メタリカを買うか、マーシフルフェイトを買うか迷って、マーシフルフェイトを買いました)。
アコースティックギターから始まるのは前作と同じパターン。1曲目の「BATTERY」はこれぞメタリカ、これぞスラッシュメタルという感じの疾走ナンバーでいい曲です。彼らの代表曲でしょう。
「BATTERY」以外にもミドルテンポの「WELCOME HOME」や聴けば聴くほど味が出るタイトルトラックなども好きです。
ただ全体的に暗すぎる感じはします。特にB面。速い曲もあまり印象に残りません。
初めて買ったメタリカのアルバムなので、かなり聴きこみましたが、実は後から聴いた1ST、2NDのほうがメロディーが好き。
このサードアルバムもジャケットはカッコイイし、複雑な曲と演奏はレベルアップして、一流バンドの風格はありますが。


(2007年5月)

ロックンロールチルドレンへ