THE MICHAEL SCHENKER GROUP/MICHAEL SCHENKER GROUP

元UFOのギタリスト、マイケル・シェンカーの自分のバンドのデビューアルバム。1980年発表。
UFOのマイケル・シェンカーは大好きなのですが、このアルバムはそれほど好きではありません。
1番の難点はヴォーカルです。ゲイリー・バーデンの首を締め付けられているような歌声がどうしても好きになれません。そして、楽曲も素晴らしいと思えるものがありません。
このアルバムを聴くと、UFOが素晴らしかったのは、マイケルだけでなくフィル・モグのヴォーカルやメロディーライン、ピート・ウエイの作曲能力があってのものだとわかります。
このアルバムではドラムにサイモン・フィリップス、キーボードにドン・エイリーなどが起用されていて気持ちの良いプレーを聴かせてくれている(もちろんマイケルのギターも)ので楽器だけ良ければいい人には良いかもしれませんが、歌、曲を聴きたい私にはダメなアルバムです。
ちなみに、私が買ったCDではボーナストラックが3曲(うちライブバージョン2曲)追加されています。ライブのマイケルのギターソロは確かに気持ちが良い。ドラムはコージー・パウエルが叩いています。

(2006年1月)

ロックンロールチルドレンへ