SKID ROW/SKID ROW
アメリカンハードロックバンドの1989年発表のデビューアルバム。
デビュー前から評判になっていただけあって、完成度の高いハードロックアルバムです。激しいシャウトからバラードまで歌いこなすセバスチャン・バック、ギターも気持ちの良い音を出しています。ルックスもグッド。
ポップ過ぎず、ヘヴィ過ぎない、絶妙のバランスかもしれません。ハードロックファンにも、ジャーニーやTOTOを聴くようなロックファンにも受け入れられるサウンドだと思います。ヒットした「YOUTH
GONE WILD」や、バラード2曲などは一般の音楽ファンにも受け入れやすいメロディーです。
ヒット曲が出てしまうと、次作からヒット狙いのキャッチーな曲ばかりのアルバムになってしまう傾向があるのですが、2枚目、3枚目とどんどんヘヴィになっていった珍しいバンドでした。
(2007年1月)