REIGN IN BLOD/SLAYER

1986年発表のサードアルバムでスレイヤーを代表する名盤と言われています。
スラッシュメタルを代表する名盤とまで言われていますが、スラッシュメタルといっても、メタリカ、メガデス、アンスラックス他、皆スタイルが違うし、スラッシュメタルがどんな音楽を指すか、人によって違うからなあ。
ただ、スレイヤーロックの中では、出来が素晴らしいことは認めます。私もスレイヤーのアルバムを全て聴いているわけではないので偉そうなことは言えませんが、とにかく速くて、だけど速いだけではない。それぞれの曲が印象に残ります。
トムアラヤのヴォーカルは、普通の人が聴いたら歌とは思えないシャウトです。ですが、他のシャウトだけのヴォーカリストとはレベルが違う上手さがあります。
スレイヤーを聴くならこのアルバム。このアルバムがダメなら、他のアルバムは聴かなくてもいいのでは。
改めて聴きましたが、「ANGEL OF DEATH」、「NECROPHOBIC」、「ALTER OF SACRIFICE」、「RAINING BLOOD」、確かに名曲ぞろいです。

(2007年7月)

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