SOLDIERS UNDER COMMAND/STRYPER

アメリカのクリスチャンメタル(?)バンド、ストライパーのセカンドアルバム。1985年発表。
クリスチャンメタルというヘヴィメタルとしてはどうか、と思うコンセプトと、黄色と黒の縞々模様の衣装、ポップな楽曲と、ファンになるには抵抗が大きいバンド。ただ、当時レンタルCDで録音したアルバムが結構良くて、もう一度聴きたいとアルバムを買いました。
しかし、アルバムタイトルを忘れており、テキトウに買ってみたら、案の定違うアルバムでした。聴きたかったのはもっとヘヴィな曲でした(おそらくファースト)。
このアルバムはもっとキャッチーでポップ。あまりヘヴィな曲はなく、ちょっと辛い。明るくジィーーザァーースと歌われるのはチョットね。
ただ、「SOLDIERS UNDER COMMAND」と「ROCK THAT MAKES ME ROLL」の2曲はヘヴィで良かった。
そして、バラードの「FIRST LOVE」。女性のような高音ボーカルで歌われる感動的なバラード。ハードロックとは関係なしに、バラードとして素晴らしい。日本でテレビドラマなんかで使われたらヒットしてしまうのでは。とにかく美しい。
ハードな曲では気になるジャリジャリしたギターの音もバラードなら気になりませんから。


(2008年11月)

ロックンロールチルドレンへ