STRANGERS IN THE NIGHT/UFO

1978年発表のライヴアルバム。ハードロックバンドのライヴ盤の中では一番好きなアルバムです。
「DOCTOR DOCTOR」、「ROCK BOTTOM」、「LIGHTS OUT」。UFOの代表曲がほとんど収録されていて、バンドの演奏も最高です。オリジナルアルバムを買わなくても、このライヴ盤を聴けば、UFOのファンになるはずです。このライヴ盤を聴けばUFOの、マイケル・シェンカーの素晴らしさがわかります。
ハードロック、ヘヴィメタルで有名なギタリストはたくさんいます。テクニックがあって速く弾けて、でも、ギタリストでなければ、何が良いのかわからないギタリストがほとんどです。
私は、このアルバムのギターを聴いて初めてギターに感動しました。70年代UFO在籍時のマイケル・シェンカーは、ギターを弾かない、楽器を演奏しない人でも感動できるのでは。
「ROCK BOTTOM」も「LOVE TO LOVE」も良いですが、特に「LIGHTS OUT」のギターソロは圧巻。何度聴いても鳥肌が立ちます。
どの曲もオリジナルアルバム以上に迫力のある演奏なので、先にこのアルバムを聴いてしまうとオリジナルアルバムが物足りなく感じてしまうかもしれません。


(2009年1月)

ロックンロールチルドレンへ