VAN HALEN/VAN HALEN

1978年発表のヴァンヘイレンのデビューアルバム。
当時、ビルボードの9位にランクインし150万枚を売り上げたということで、当時のハードロックバンドとしてはビッグヒットだったのでしょう。
「1984」時代に初めてヴァンヘイレンに接した私は当然リアルタイムでは聴いていません。このアルバムを初めて聴いたときには、なんて退屈なアルバムなんだろう、なぜこのアルバムが売れたのだろう、と思ってしまいました。今、聴いても感想は変わりませんが。
まず、デイヴ・リー・ロスの声質が好みではありません。そして、曲も特別素晴らしいとも思えません。有名な「YOU REALLY GOT ME」のギターリフは気持ちいいですが、しょせんカバーです。
ただ、70年代に、このギターサウンドは画期的だったのかもしれません。そして、エディのギターテクニックは確かにすごいと思いますし、ギターリフのアイディアなど、多くのバンドに影響をあたえているのは間違いあいません。
「FEEL YOUR LOVE TONIGHT」や「ICE CREAM MAN」などは、ハードロックが聴きたい私にはつらい曲ですが。


(2007年6月)

ロックンロールチルドレンへ