CONTRABAND/VELVET REVOLVER

元ガンズアンドローゼズのスラッシュ、ダフ、マットソーラムと元ストーン・テンプル・パイロッツの
ヴォーカリスト、スコット・ウェイランドが結成したバンドのファーストアルバム。2004年発表。
ガンズのファーストは1987年に出ているし、それから15年以上経っていて、そして、ヴォーカリストも
違うわけで、当然、あのアルバムと音楽性が違うのは当然。ガンズとは違うインパクトを期待して買いました。
ストーン・テンプル・パイロッツというバンドの曲は全く聴いたことがありませんが、好きなタイプの
ヴォーカルではありませんでした。
曲調は勢いのあるロックンロールという感じ。ヘヴィでグルーヴもありますが、私には単調に聴こえます。
これが、いま彼らがやりたい音楽なのでしょう。
私はガンズのファーストに衝撃を受けたクチなので、あれ以上は無理なことは理解していますが、
他のバンドと比べてもインパクトがあるアルバムとも思えませんでした。ただ、私自身1990年代以降
新しいバンドをほとんど聴いていない化石のようなハードロックファンなので、若いロックファンには違って
聴こえるでしょうけど。
それでも結構繰り返し聴きました。あのメンバーだから、ライヴではカッコイイだろうと思います。ただ、
印象に残ったのはバラード調の曲だけでした。ラストの「LOVING THE ALIEN」のギターはスラッシュらしい
綺麗なメロディーです。

(2008年12月)

ロックンロールチルドレンへ