I/LED ZEPPELIN

1969年発表の記念すべきファーストアルバム。
レッドツェッペリンはディープパープルと並んでハードロックの元祖的な扱いをされていますが、ハードロック風の曲も演奏するロックバンドといったほうが良いかもしれません。ファーストアルバムから「CODA」までアルバムは全て聴きましたが、ハードロックばかりを期待して聞くと肩透かしを喰います。
このファーストアルバムは当時人気だった、ブルースロックを主体としていて、いまの時代にハードロックと言える曲は「COMMUNICATION BREAKDOWN」位です。
アイアンメイデンなどヘヴィメタルからロックの世界に入っていった私は、初めてこのアルバムを聴いたときは全く理解できず、レッドツェッペリンってなぜこんなに人気があるのだろうと思いました。当時、彼らの曲は「天国への階段」しか知らなかった私は、「天国への階段」同様の感動的でメロディアスなハードロックを想像していました。
しかし、聴き込んでいくうちに大好きなバンドの一つになりました。ロバート・プラントのヴォーカル、ジミー・ペイジのギター、パワフルなジョン・ボーナムのドラム、そして、このメンバーで演奏されるグルーヴ感が大好きです。
このファーストもブルースが基本ですが、音はヘヴィだし、体が自然に動くノリがあります。実はツェッペリンの中では一番好きなアルバムです
私が特に好きなのは「GOOD TIMES BAD TIMES」と「HOW MANY MORE TIMES」です。


(2007年7月)

ロックンロールチルドレンへ