II/LED ZEPPELIN

ファーストアルバムの10ヵ月後、1969年発表のセカンドアルバム。
ファーストアルバムと同じ路線のヘヴィロックですが、ファーストアルバムよりブルース色は薄くなっていて、まさにハードロックの元祖的なアルバムです。
1曲目が有名な「WHOLE LOTTA LOVE」。印象的なギターリフにロバートプラントのパワフルなヴォーカルが絡む名曲です。
「HEARTBREAKER」もハードロック的なヘヴィなギターリフがカッコイイ。2曲とも何ともいえないグルーヴ感があって病みつきになります。ジミーペイジのアイディアがハードロックバンドのギターに影響を与えていることが良くわかるアルバムです。
他にもブルース調で始まりハードロックで盛り上がる「BRING IT ON HOME」、哀愁漂う「THANK YOU」、ポップな「LIVING LOVING MAID」など曲調もバラエティーに富んでいます。


(2008年1月)

ロックンロールチルドレンへ